よこはまウォーキングポイントを活用した
事業所・団体の取組(2023年)
今回掲載する取組は、2023年5月から12月に実施した「ENJOY WALKING 2023」キャンペーンでウォーキングポイントを活用した健康づくりの取組募集にご応募いただいた事業所・団体様の取組です。
本取組にご応募いただいた事業所・団体
株式会社リアル
- 事業内容
- ソフトウェア開発
- 代表者名
- 代表取締役 小林順二
- 従業員数
- 10名
- 住所
- 保土ケ谷区岩井町1-7
健康ポイント付与で、社員の健康を応援!
生活習慣病予防に取り組んだ社員へ健康ポイントを付与しています。健康診断の受診、喫煙の有無、BMI値、月間歩数に応じてポイントを付与しています。
付与されたポイントは1ポイント=100円に換算して獲得ポイントを賞金として社員へ支給いています。
取組効果
賞金獲得を目指して、健康に気を付け、歩数を意識して歩くようになりました。
もっと詳しく聞いてみました!
- 取組を行うにあたり工夫していることはありますか?
- ポイント付与の対象を誰でも参加できる歩数・健康診断受診・健康診断結果のBMI値・喫煙を数値で測定して、ポイントをなるべく平等に取得できるように設定しています。
- 特定の人にポイントが偏らないための工夫ですね!
ポイント付与のための月間歩数の確認はどのように行っていますか? - 担当者が個人のよこはまウォーキングポイントの歩数データを確認して、ポイント付与を行っています。
- ウォーキングポイントを活用して簡単に歩数確認できているんですね。ポイント獲得のために、社員のみなさんが普段の生活で特に意識していることなどがあれば教えてください。
- ほとんどの社員が、健康ポイントに参加しています。特に歩数については、朝ウォーキングをする、仕事後歩いて帰宅するなど、自分の歩数をチェックして、歩数が増えるようにみなさん頑張っています!
松村株式会社
- 事業内容
- 繊維製品卸売業
- 代表者名
- 代表取締役 松村資信
- 従業員数
- 11名
- 住所
- 中区住吉町1-13
「健康ポイントプログラム」で社員の健康を後押し!
弊社は健康企業宣言を行っており、健康経営に取り組む中で、令和元年10月より「健康ポイントプログラム」と題した社員の健康増進制度をスタートし、今日まで継続しています。
基準は年々改変してきましたが、現在は、
- 1日の歩数合計8,000歩以上・・・0.5P
- 1日の歩数合計10,000歩以上・・・1P
- 軽い運動30分以上・・・0.5P
- 強度な運動60分以上・・・1P
の4つの項目に対して毎日ポイントを集計し、1か月の間に16ポイント獲得でその月の基準達成としています。【※歩数を計測するためによこはまウォーキングポイントのアプリのほか、スマートウォッチ等各自使いやすいツールを用いています】
また、半期ごとに達成状況を集計し、6か月達成はゴールド賞、5か月達成はシルバー賞、3か月達成はブロンズ賞として、達成者へ「健康祝い」の記念品(クオカード)を贈呈しています。参加者の約半数は毎日10,000歩以上歩いており、日頃からアプリや歩数計を携帯して歩くことを意識しています。
取組効果
4年以上取り組んできた「健康ポイントプログラム」について社内アンケートを行った結果、以下のような声があり、歩くことへのモチベーションアップ、健康増進の効果を感じています。
参加者の声
- 歩数が少ない日は1駅分歩いて帰宅したり、夕食後に近所を散歩したりするようになった。
- 毎日1万歩以上歩くことを目標にし、1年前に比べて健康診断の結果が良くなった。
- 1日の歩数を気にするようになり、エレベーターより階段を使うようになった。
もっと詳しく聞いてみました!
- 取組を行うにあたり工夫していることはありますか?
- 普段、体を動かす機会が少ない人にも運動を習慣化してもらいたいので、「いつもより少し歩く」ことで達成できる基準を設定しています。歩数は8,000歩=0.5P、10,000歩=1Pと基準を設けており、「10,000歩が無理でも8,000歩ならがんばれる!」とモチベーションを引き出すように工夫しています。
- 高すぎる目標ではなく、頑張れそうな目標にするのがポイントなんですね!それでも達成するのが難しい方へ、何かフォローは行っていますか?
- 健康に関する自分の体験等を3分程度話す「健康スピーチ」を行っています。朝礼の際に、社員皆が順番で、年に数回ずつ話しています。これにより運動や健康について、自他共に、より関心が高まることを目的としています。
- 確かに自分の身近な人の話は楽しんで聞けるので、その都度自分の健康について考えるきっかけになりますね!
最後に他の事業所様へのメッセージをお願いします! - みんなが楽しんで継続できるしかけを作り、強制するのではなく、本人をその気にさせる工夫が必要かと思います。例えば弊社が取り組んでいる「健康ポイントプログラム」も、達成賞のクオカード贈呈が頑張る原動力の一つになっていると思います。
横浜市多機能型拠点こまち
- 事業内容
- 福祉・医療サービス
- 代表者名
- 施設長 西田守希
- 従業員数
- 88名
- 住所
- 瀬谷区二ツ橋町489-45
参加者の意見をもとに、積極的にアプリを導入!
よこはまウォーキングポイントの参加状況についてアンケートを実施した結果、歩数計のリーダーに行けないという意見が多くみられたため、2022年度からはアプリの導入に取り組みました。まず安全衛生委員会から開始してみたところ、「歩数を見ることが毎日楽しみです。」「意外と歩いていることに気づきました。」「ランキングを見るのも楽しいです。」などの意見が聞かれ好評でした。
その後、事業所全職員へチラシを用いてアナウンスを行い、現在25名(事業全体の1/3)ほどアプリを活用しウォーキングに取り組んでいます。歩数計での参加も引き続き継続しています。
取組効果
アプリを導入し、健康管理として継続していきたいという声が上がっており、より取り組みやすい仕組みを導入できたことは良かったです。また、事業所ランキングの順位が上昇しました。今後、ウォーキング大会など開催できれば職場環境としても楽しいと考えています。
参加者の声
- 商品券が届いたときは嬉しかった。
- 事業所内の仲間とのランキングを見るのが楽しい。共通の会話になった。
- 仲間が頑張っているとやる気が出る。
- たくさん歩いた日は送信することが楽しみ。健康につながっていると思う。
もっと詳しく聞いてみました!
- 取組を行った背景やきっかけはなんですか?
- もともと当法人の健康増進に対する取組としてよこはまウォーキングポイントに事業所参加していました。はじめは医療福祉の現場でも携帯しやすい歩数計で参加していましたが、個人の歩数の状況がわからず、順位がなかなか伸びないため、盛り上がりに欠けていました。そこで、順位が伸びない理由をさぐっていくと頻繁に読み取りリーダーに行くことができていないということがわかりました。
ウォーキングポイントを活用し事業所として健康増進に対する意識を盛り上げたいという思いや、仕事中だけでなく日常的にウォーキングを楽しく取り入れられる新たなきっかけを作りたいと思い、歩数送信が手元ででき、情報も満載でより手軽に楽しく取組めるスマホアプリの導入を提案しました。 - 参加者の声を聞いてアプリ導入を行ったんですね!アプリは歩数送信がいつでも行えてとても便利ですよね!
アプリ導入についてはスマホ操作が苦手な方もいると思いますが、個別のフォロー等は必要でしたか? - ネット環境などルールを整備し、アプリの開始手順のチラシを作成しました。導入直後は安全衛生委員会メンバーが窓口となり職員に個別にフォローしました。はじめは歩数計で取り組んでいた職員も、アプリで楽しく取り組めています。
- 安全衛生委員会メンバーのみなさんの手厚いフォローのおかげで、みなさん楽しくアプリを活用できているんですね!
今後はどのような取組を行う予定ですか? - 今はそれぞれ個人的に景品をもらったり楽しく取り組めていますが、今後は、ウォーキング大会など、新入職員との交流の場としても新たな取組として企画していきたいと思っています。
パナソニック オートモーティブシステムズ
- 事業内容
- 車載向けシステム・デバイスなどの開発・製造・販売
- 代表者名
- 代表取締役社長 永易正吏
- 従業員数
- 6,000名
- 住所
- 都筑区池辺町4261番
よこはまウォーキングポイントを社内で宣伝&月間、年間で表彰!!
(1)社内での「よこはまウォーキングポイント」情報発信
よこはまウォーキングポイントの活動やアプリ登録方法などについて、全従業員の目の届きやすい入門ゲートや食堂のサイネージに掲載しています。
1F 従業員通用口前に設置のデジタルサイネージ。1日約1,200名程度の目に留まる。
また、社内電子掲示板 Viva Engage[けんこう広場]の中でもウォーキングイベントやよこはまウォーキングポイントに関連する取り組み、毎月のランキングを公表しています。
参加者以外からも、順位表へのリアクションや、コメントなどをいただき、会社全体で盛り上がっています!
(2)月間歩数・年間歩数表彰
【月間歩数表彰】
毎月月末締めで、月間歩数を測定・登録しています。エントリー者の1~5位、とび賞10・20…50位までについて、総歩数・月平均歩数と共にランキング形式で取りまとめ、発表・共有しています。
また、四半期ごとにテーマを設定し、月ごとにテーマ該当者を表彰しています。
対象者は歩数上位者ではない人も受賞できるような内容で選定しています。(ゾロ目、ニアピンなど)
【年間歩数表彰】
年間を通して総歩数ランキング上位者(トップ5)を表彰、景品は受賞者が選択します。
※昨年度受賞者は対象外とすることで、より多くの人が受賞できるよう配慮しています。
取組効果
よこはまウォーキングポイントの利用率が1割アップしました。
(2022年12月 139人 ⇒ 2023年11月 156人)
参加者の声
- よこはまウォーキングポイントでの順位や他メンバーの動向を気にしながら、毎日のウォーキングを楽しんでいます!すっかりウォーキングにはまり、最近では日々の通勤でも一駅分歩いたりしながら、自分にノルマを課して頑張っています!
- 私の場合は、朝夕の愛犬の散歩+休日のウォーキングがメインで、ウォーキングを始めてから、以前よりも体調が良くなったことを実感しています。また、自分一人で取り組むよりも、周りのメンバーと競ったりすることで、より長期間にわたりモチベーションが持続するということも、このイベントを通じて感じています。
- 歩数は多くないですが、これからも自分のペースで歩きたいと思います。
もっと詳しく聞いてみました!
- 取組を行った背景やきっかけを教えてください。
- よこはまウォーキングポイントの参加率を高め、社員の健康増進を進めていきたいとの思いから、2つの手段で取組みを実施しました!
①情報発信
より多くの従業員に活動を知ってもらい、健康意識を高めてもらうきっかけとしました。
②表彰について
参加者のモチベーションUPだけでなく、未参加の従業員にも活動への興味を持ってもらうために実施しました。 - まずは取組を知ってもらうことが大切ですね!
取組を行うに当たり工夫していることは何ですか? - 表彰について、表彰対象の選定条件を都度変更することで、参加者が「次は自分も表彰されるぞ!」や「表彰されるかも?」というわくわくした気持ちやモチベーションUPにつなげています。
また、年間表彰の際は、CSVデータを活用し、参加者の歩数集計を実施しています。過去はスクリーンショットで毎月ハンド集計作業を行っていたため時間をかけて対応していたものが効率化され、データ精度向上も図ることができました。 - 「自分も当たるかも!」と思うとわくわくしますよね!最後に取組みを行ってみての感想などを教えてください。
- 参加者からは、よこはまウォーキングポイントというひとつのツールを通じて他の参加者や健康意識の高い方とつながる中で、「表彰されて純粋に嬉しい」「さらにモチベーションが上がり感謝したい」との声を聴くことが多いです。担当者としても、受賞者とのコミュニケーションが生まれ、直接参加者の喜びの声を多数聞くことができ、今後の活動意欲向上や健康施策の推進をさらに加速することができています。
今後もよこはまウォーキングポイントを盛り上げつつ、従業員の健康意識を継続して高めて行けたらと考えています!